関西中華総商会 古川鵬程 会長、 清水政夫 名誉会長、 河原玲青 名誉会長
駐大阪中国総領事館 薛剣総領事、
ご来賓の皆様、並びに本日ご参加の皆様、
本日は関西中華総商会 設立10周年の記念すべき年会のご開催、誠におめでとうございます。
ただいま、ご紹介にあずかりました伊藤忠商事 鈴木でございます。
一言、ご挨拶を申し上げます。
昨年は500人強で開催されました年会でしたが、今年はいよいよ700人を超えたご参加の方がお集まりになったと伺いました。
すごいですね、当に日本、とりわけ関西でご活躍される中国の皆さんのパワーを感じさせられます。
昨年は日中国交正常化50周年、そして今年は日中平和友好条約締結45周年という記念の年であります。
私は1984年に初めて中国への出張させて頂き、その後 何度も中国に出張させて頂きました。
更に、3度の駐在で合計およそ10年間の中国での駐在を経験しました。
私が知る限りの40年間でも中国の発展は目覚ましく、この短期間で、名実ともに当に世界のリーダーとして成長された事が理解できます。
関西の企業にとって、中国ビジネスは関西経済の中でも元も重要な位置の一つを占めております。
現在、中国国内では不動産問題、並びに地方財政の逼迫などが懸念されておりますが、それでも今年の上半期は前年同期比5.5%と発表される等、中国経済の底堅さを感じた次第です。
また、コロナ禍の影響で長い間、中国出張が実現できませんでしたが、この9月には駐大阪中国総領事館のご支援もあって、4年ぶりに訪中が実現致しました。
大阪商工会議所 訪中団の団長として、私も参加させて頂きました。
本日の年会にご出席されているメンバーの中で、訪中団でご一緒した方も沢山おられます。
今回は、アフターコロナの後、成長が期待される新一線・二線都市の状況を把握を目的に、私が団長を務めさせて頂き、大阪商工会議所の中国ビジネス視察団が実現しました。
訪中団を実現させる為には、本日ご出席されている中華総商会メンバーの皆様のご支援、並びにご参加が必要でありました。
北京を皮切りに、山東省、さらに福建省を精力的に視察させて頂きました。
各地で政府、並びに民間企業の皆様から熱烈歓迎を受けました事、この場をお借りして改めて御礼を申し上げます。
今回、感じましたのは、各地政府が投資誘致に向けて積極的に活動されていることを改めて実感、日本からまだまだ地方に向けての投資や協業の可能性を感じて帰国した次第です。
さて、関西といえば2025年にいよいよ大阪・関西万博が開催されます。
万博を控えた関西地区には、様々な中国関連ビジネスの創出や拡大に向けて、多岐にわたるビジネスチャンスが到来します。
万博を契機に、再び中国からインバウンドビジネスの復活も期待したいと思います。
本日は、貴重なお時間を頂戴し、お話させて頂きましたこと、改めて感謝を申し上げたいと思います。
本日の年会の成功を祈念しております。