大阪府知事吉村洋文  関西中華総商会設立10周年を祝う

大阪府知事の吉村洋文です。「 2023年関西華商之夜」が盛大に開催されますことを、心からお喜び申し上げます。大阪府では、1980年に上海市と友好交流関係を結びまして、1985年には上海に事務所を設置いたしました。


以来、中国と大阪の企業は、いわゆるビジネスパートナーとして、様々な経済交流を継続的に展開してまいりました。今後とも経済をはじめ、インバウンド観光など幅広い分野において、中国と日本、大阪の交流活動が活性化することを期待しています。
さて大阪関西万博開催まで、いよいよ500日となりました。1年半です。


命輝く未来社会のデザインをテーマとして、世界中の英知をここ大阪に結集し、世界課題を解決する、命をテーマにした未来社会はこうなるんだということを、ぜひ描いていきたいと思います。
そして、その万博において、いろいろな競争の場を作っていきたい。競争をともに作る場を作っていきたいという風に思います。大阪府、市、そして関西の経済界、一丸となりまして、全力でこの2025年大阪・関西万博の準備を、これからの1年半、様々課題も言われていますが必ず乗り越えて成功させたいと思います。また、万博をインパクトにして、成長戦略を実行し大阪の成長、そして、大阪から日本を変えるイノベーションを生み出していきたいと思います。


そしてその先、統合型リゾートであるIR、これは万博会場と同じ夢島にできる予定になっていますが、国際観光拠点の形成を実現させていきます。
そして金融の強化、国際金融都市大阪の実現を目指していきたい、万博後のさらなる成長、発展に向けて、これからも頑張っていきたいと思います。大阪はいろんなことにチャレンジする、新しいものをどんどん生み出すのが大阪であります。
皆様の今後の一層の、ご理解、ご協力をお願い申し上げまして、最後になりますけれども、本日、お集まりの皆さんのご多幸とますますのご発展を祈念いたしまして、ご挨拶とさせていただきます。本日は誠におめでとうございます。