甘粛省商務庁より第二回河西回廊産地シルクロードキリアワイン推薦・試飲会を東京で盛大に開催

アジア最大のJFEX2024食品飲料展示会に出展するために来日した中国甘粛省代表団が、展示会の開幕日の6月19日午後、東京港区品川プリンスホテルで「第二回河西回廊産地シルクロードキリアワイン推薦・試飲会」を盛大に開催した。JFEX2024食品飲料展示会には、河西回廊産地を代表する莫高ワイナリー、祁連ワイナリー、国風ワイナリーの三社が(株)東和商事と共に出展した。 

当推薦・試飲会は、中国と日本各界の大きな注目を集めた。中国側からは、駐日中国大使館経済商務処、甘粛省商務庁、甘粛省白龍江林業保護センター、甘粛省財政庁、甘粛省酒類流通促進センター、甘粛省酒業協会および日本の展示会に出展する甘粛省ワイナリーである祁連荘園、莫高荘園、国風荘園などの代表者などが出席し、日本からは、日中協会、(株)高野総本店、イオンリカー、(株)東和商事をはじめ、日本中国料理協会、日本ソムリエ協会、国際ワイン文化の会、日中交流協会、全日空商事、アリババジャパン及びその他の日本酒類関連企業など強力な顔ぶれが揃った。

推薦・試飲会の冒頭では、㈱高野総本店代表取締役社長であるマスターソムリエ高野豊氏が河西回廊産地シルクロードワイン発展顧問兼推薦大使、甘粛酒業協会顧問、甘粛省ワイン産業協会顧問として歓迎の挨拶をした。  高野豊氏は挨拶の中で、シルクロードワインのご縁と16年間にわたるシルクロードワインの成長、且つ友好交流を懐かしく振り返り、特に品質向上の成果を賞賛した。高野氏は、「現在のシルクロードワインは、葡萄原料と醸造による品質において大きな成長を成し遂げ、さらなる国際発展のチャンスを迎えています。特に今回の推薦試飲会で高い品質の評価を受け、日本市場に最短距離であり、物流と流通には最適しています。中国なしでは日本文化は存在しないので、シルクロードワインを末永い友好交流とワイン文化交流の架け橋にすることができれば幸いです」と述べた。高野豊氏はさらに来賓にぜひシルクロードワイン産地に行き、美味しいワインを味わい、星を眺め、人生を豊かにし、お互いの誼を深めようと呼びかけた。

 

続いて、甘粛省商務庁副庁長の汪徳元氏、日中協会理事長、元重慶駐在日本総領事の瀬野清水氏、イオンリカー㈱代表取締役の神戸一明氏らも、ワイン業界もそれぞれ関係者を代表して情熱的なスピーチを披露した。汪徳元氏は挨拶の中で、「私たちはご来賓の皆様に中国の河西回廊産地の美味しいワインをご試飲していただき、商務活動のために美しい日本に訪れました。この場を借りて、甘粛省商務庁と甘粛省ワイナリー企業を代表して、来賓の皆様に温かい歓迎の意と心からのご挨拶を申し上げます。」と述べた。シルクロードの河西回廊産地では、フランスボルトと同じ北緯38°の「ゴールドライン」産地に属しており、世界でも優れたワインの産地である。無農薬有機栽培が特徴でもあり、オーガニックワインの有名な産地である。汪徳元氏は、「今度のイベントを通して、ウィンウィンの機会と未来を迎えることを望んでいます。ご来賓の皆様、色鮮やかな河西走廊の観光にぜひお越しください。シルクロードを愛するとともに、紀元前より二千年の歴史を見守ってきたシルクロードワインを日本の方々に是非ご賞味してみてください。」と述べた。

 

 瀬野清水氏は挨拶の中で、日中友好7団体の一つである日中協会が明日創立50周年を迎えることを公表した後、「甘粛省シルクロードキリアンワイン推薦試飲会に参加できて大変うれしく存じます。日本人はシルクロードに精通しており、日本の貴重な文化財の多くはシルクロードから来ており、そのほとんどは現在、奈良や京都に収集・保存されています。また、シルクロード河西走廊は独特の寒暖差と地理的位置のおかげで美味しいワインの生産に最適な場所です。今日は皆さんと一緒に河西走廊のワインを試飲できて本当にうれしいです。最後に、皆さんのご成功、ご健康、そしてご多幸をお祈り申し上げます。」と述べた。

神戸一明氏は挨拶の中で「昨年では、高野豊先生より甘粛省シルクロードキリアンワインのことを聞いたほう良いと、推薦会にも参加しました。今回もこの会場に招待していただき、うれしく思っております。イオンは小売企業として、中国にもたくさんの店舗があります。日中友好に基づいてシルクロードのワイナリーと協力し、シルクロードという舞台を通じて文化・商品交流を効果的に実施したいと考えております。イオンとしても、高野先生がリカーショップのアドバイザーしていただきながら、これからは、シルクロードワインの展開も楽しく、高野豊先生と共に、事業展開計画を立ててまいりますので、皆様のご支援を頂きたくお願い申し上げます。」と述べた。 

次に、甘粛省河西回廊産地と商品の紹介の段取りに入った。甘粛省酒類流通産業促進センター主任の段志国氏より、次の通り詳細に紹介された。1, 紀元前の前漢からシルクロードできたと共に、河西回廊には既に葡萄栽培とワイン醸造を開始し、2千年以上のワイン産地である歴史がある;2, 河西回廊の葡萄栽培が砂漠緑化であるSDGs事業をきっかけに1981年からスタートして以来40年を超えた;3,   国内外にも比類なき自然条件かつキリアン山脈の氷河雪解け水の地下水で灌漑し、寒暖の差が激しく、砂漠であるなか病虫害がなく、完全に無農薬有機栽培できる葡萄原料;位置は北緯38°のフランスボルトやアメリカカリフォルニア州のワイナリーとほぼ同じ。4, 甘粛省には既に高品質な1万ヘクタール以上の醸造用ぶどう畑があり、ワイナリーにもフランスやイタリア製造の設備を導入し、オーガニック、HACCP、ISO9001など国際トップ水準に達した。5,  赤ワイン、白ワイン、アイスワインなど沢山国内外から沢山の受賞を受け取るなど、既に品質が国際に通用される;などを紹介された。それから、祁連ワイナリーの潘鴻氏、莫高ワイナリーの李勇氏、国風ワイナリーの蔡磊氏らが相次いでワイナリーと商品を紹介した。シルクロードキリアンワイン推薦・試飲会では、㈱東和商事の劉平原氏は、これから発売するシルクロードキリアンワインを来賓に紹介した。  

推薦会の最後には、現場では、ワイナリー企業である祁連ワイナリー、莫高ワイナリー、国風ワイナリーの3社と㈱東和商事が、正式に日本総代理の契約を締結した。 試飲会が始まる頃、主催者の㈱東和商事は、河西回廊産地のシルクロードキリアンワインの赤ワイン、白ワイン、アイスワインなど30種類ほど多数用意して、ご来賓の方々にご賞味していただいた。ご来賓の方々から大変驚くほどたくさん商品の品質に絶賛された。そして、皆様が楽しみながらたくさんのシルクロードキリアンワインを頂き、自由な交流を通じて中日友好を台にして、砂漠緑化であるSDGs事業の持続可能な社会貢献と日本市場に参入できるようお願いした。