
2026年4月14日(火)、展覧会「石虎から見る中国現代美術――重彩・水墨・書道」の開幕式が京都市京セラ美術館別館2階で行われた。本展は日中文化国際交流協会、日本銀路株式会社、日本東京nozomi文化株式会社の共催により、4月25日まで無料公開される。

本展は、中国を代表する芸術家・石虎の創作を軸に、現代中国水墨芸術の多様な展開を紹介するもの。著名作家から若手まで幅広い世代が参加し、伝統と革新が交差する豊かな表現が示されている。キュレーションは王斯迪氏が担当し、芸術の魅力を広く社会に開くことを目指した構成となっている。

千年にわたり受け継がれてきた東方の筆墨は、海を越えて日本文化にも深い影響を与えてきた。歴史と美意識を蓄積する京都の地で本展が開催されることは、こうした精神的なつながりを背景とするものであり、現代における新たな文化対話の場ともいえる。

開幕式では、日本銀路株式会社社長の王杰氏が開会の辞を述べ、日中文化国際交流協会会長の黄冬氏が来賓を紹介した。吉岡久美子氏(京都市文化芸術都市推進室)、加藤昌洋氏(京都市議会議員)、小林中氏(京セラ美術館副館長)らが祝辞を述べたほか、若手アーティストを代表して白雲立氏、俞意氏が登壇した。

王斯迪氏は「芸術は言語や国境を越えて人と人をつなぐ力を持つ」と述べ、本展が相互理解と文化交流を深める契機となることへの期待を示した。観覧は予約不要、開館時間は10時から18時まで(月曜休館)。